ドイツ農業省のアイグナー大臣は、米国モンサイト社の遺伝子組換トウモロコシ「MON810」を、今年から栽培を禁止とすることを決定した。「MON810」は、トウモロコシの害虫を近づけない効能を持つとされている。
同相は禁止措置が科学的根拠に基づくものと強調。害虫以外のテントウムシなど、他の生物を脅かしていると指摘した。また、花粉のでんぱ力が強く、遺伝子組み換えをしていないトウモロコシへの汚染が懸念されるともしている。これに対し、モンサイト社側は法的措置をとると、争う構えを示している。現在、EU6カ国(ドイツ、フランス、オーストリア、ハンガリー、ギリシャ、ルクセンブルク)が「MON810」の栽培禁止の措置をとっているが、日本では認可され、流通している。