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米GM、低燃費・低排ガス直噴エンジン搭載車ラインナップを加速 RSS

2009年04月14日

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、少量の燃料でより多くのエネルギーを生み出し、排ガスの排出量も少ない直噴エンジン搭載車のラインナップを急速に増やしている。今回、5人乗りGMC「テレーン」の2010年新型モデルが、新たにその仲間入りを果たす。この新型「テレーン」は、GM北米事業が手がける直接噴射エンジン搭載の 2010年モデルの18番目となり、これは他のどのメーカーよりも多い数字である。


グローバル製品開発担当のトム・スティーブンス副会長は、「この直噴エンジンは、様々な技術を駆使してより高い燃料効率とエネルギー源の多様化を目指す GMの先進推進技術戦略のカギとなる要素である。そのソリューションは一つではないからこそ我々は、燃費効率、性能、価格の面で、消費者にとって一番意味のある部分に先端技術を駆使している。直接噴射による効率向上は、消費者に直ちに利益をもたらすことのできる大きな技術的価値と言える」と述べている。


「直噴エンジンは、ハイブリッドやE85の様なバイオ燃料と同様、GMの現行の製品ラインに沿った短期的なソリューションだが、我々の戦略は、中・長期のパワートレインソリューションを目指しており、最終的には車の排ガスをゼロまで減らし、燃料効率を著しく上げて、主要エネルギー資源から石油を外すことを想定している。長距離走行可能な電気自動車「シボレー・ボルト」の2011年モデルや、高度な燃料電池電気自動車の試作品は、そういったGMのビジョンの具体例である」とスティーブンス副会長は述べた。


■直噴エンジンの仕組みについて
従来のポート噴射エンジンでは、燃焼室に入る前に空気と燃料が混合される。GMの直噴エンジンの場合は、燃料がシリンダーに直接スプレーされて、そこで空気と混合される。ピストンが上死点に達すると、点火プラグによってその混合物が点火される。そしてシリンダー内で燃料が蒸発すると、空気と燃料の混合物は冷却される。これにより燃焼室ではより圧縮率の高い圧力の利用が可能になり、エンジンのパワーと効率を上げることができる。

直接噴射の場合、エンジンの低温始動時に低温でも点火しやすい様、点火プラグ周りで、より濃厚な空気と燃料の混合物を作ることが可能。その結果、通常最も有害なガスが排出される低温始動時やウォーマップ時に、エンジンをよりスムーズに稼動させ、また排出ガスも減らす。GMの直接噴射エンジンは、低温始動時の排ガス量を25%減少させることができる。


■GMの低燃費イニシアチブ
GMの直接噴射エンジン奨励の動きは、自社の製品ラインに様々な燃料節約技術を適用するというGMの大きな取り組みの一部である。GMの2009年モデルラインナップのうち20モデルが、1ガロン当たり30マイル以上の米国環境保護局承認のハイウェイ燃費を実現しており、この数値はどの自動車メーカーよりも高いものとなっている。


GMは北米のどのメーカーよりも、燃料節約型の6速マニュアルトランスミッションモデルを多く提供している。これにより、2009年度のGMの米国内における乗用車・軽トラックのラインナップの生涯燃料消費量は、2008年度のラインナップと比べて、合計約7億ガロンの節約となった。ガソリンの価格を1ガロン当たり2~あ米ドルとすると、14~21億米ドルの燃料費が節約されたことになる。更にGMの2010年度ラインナップでは、2008年度ラインナップ比で、11億ガロンまたは22~33億米ドル分の燃料節約が見込まれている。



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