英国で、日本人にも観光地として有名な「湖水地方」に原子力発電所を建設する計画が持ち上がり、環境保護団体や地域住民の間で激しい反発が起こっている。
「湖水地方」は英国イングランドの北に位置し、湖と森、牧場が広大な土地に広がる美しい自然と田園風景の有名な地域。そこにドイツの電力・ガス供給大手RWEが原子力発電所を建設する計画を挙げた。
その計画に待ったをかけたのは地域の住民らで、「湖水地方のあるカンブリア州には原子力は必要ない」「テロの脅威もある今、原子力発電所ができるのは非常に危険。しかも原子力は"危険遺産"を残すのみ」として、徹底抗戦の構え。英国政府が「新しく原子力発電所を増やすのではなく、古い発電所との取り換えとすること」等の提案をしているが、それにも及ばず、地域住民の憤りは激しい。【河野 友見】