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[環境CSR]地球温暖化、世界中の河川で水量が減少

2009年04月27日

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ecool-090427-01[1].jpg世界規模の水流調査によると、人口の多い地域を流れる河川の水量が世界的に減少しているという。水量減少の多くは気候変化に関係しており、将来の食料や水の供給にも影響が出る可能性があると、コロラド州ボールダーの米国立大気研究センター(National Center for Atmospheric Research、NCAR) の科学者は示唆する。この研究結果はアメリカ気象学会発行の 「Journal of Climate 」(5月15日号)に掲載されている。


1948年から2004年までの水流調査では、世界の主な河川の3分の1に大きな変化があり、そのうち水量の減少した河川は増加した河川の2.5倍にのぼった。黄河、ガンジス川、ナイル川、コロラド川を始め、人口の多い地域に流れる河川では水量が減少したが、極海付近の極端に人口の少ない地域では雪や氷が急速に解け水量が増加した。河川からの水の流出は水中の栄養分や鉱物を海に体積させるばかりでなく、海洋の循環パターンにも影響を及ぼす恐れがある。


また、南極大陸とグリーンランドを除く主要大陸の河川から水が流出し、世界の水流全体の73パーセントを占めていた。なかにはインドのブラマプトラ川や揚子江のように水量が一定のものや増加した河川もあったが、水源のヒマラヤの氷河が徐々に消失しているため、今後数十年の間に水量が減少する可能性がある。


この気候変化は数十年間に渡って必然的に続き、人々が依存している多くの河川や水源にさらなる影響が出るだろう、とNCARの科学者は言う。【薄井】


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