欧州連合(EU)は5月29日、EUの温室効果ガス排出量が3年連続で減少したことを発表した。ヨーロッパの環境問題を管轄する、欧州環境機関が2007年の域内15カ国の二酸化炭素(CO2)など温室効果ガス排出量に関する排出実績をまとめたところ、前年比で2.7%の経済成長を続けているにもかかわらず、温室効果ガス排出量は1.6%減少していた。この減少により、EU15カ国の排出量は京都議定書の基準年の1990年比で4.3%下回ることになる。
欧州委員会のスタブロス・ディマス環境担当委員は「この数字は、2008年から2012年の間に基準年より平均で8%減少させるという、EU15カ国としての京都議定書の目標達成に向け順調な削減を進めていることを意味している。EU27カ国の排出量は同じ1年間で1.2%の減少となり、基準年からは12.5%減ったことになる。」と述べた。
EU15カ国:
英国、フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、デンマーク、アイルランド、ギリシャ、スペイン、ポルトガル、オーストリア、スウェーデン、フィンランド