米国の科学・工学分野における基礎研究・教育の振興を担う政府機関「国立科学財団(NSF)」は4日、地球科学のリテラシー(理解度)の重要性に関する報告書を発表した。
報告書は、エネルギーや鉱物資源の減少、気候変動、水不足など、人類が直面している課題は、地球科学と深く関係しており、正しい判断を行うためには、全ての市民が地球科学の基礎的な知識を持っていることが重要だと指摘。米国では、この報告書を元にした教科書やカリキュラムづくりも始まっている。
地球科学リテラシー・イニシアティブ(ESLI)のワイセッション氏は、「この報告書は、今後の地球科学の理念や教育、政策といった幅広い分野に、影響を及ぼすだろう」と期待を語った。