ドイツのエネルギー最大手エーオンと総合電気大手シーメンスは18日、ドイツ、ハーナウ近郊のシュタウディンガー発電所で二酸化炭素(CO2)回収の実験プラントを稼働していることを明らかにした。より気候に優しい石炭発電を目指すこの実験プロジェクトは2010年末まで続けられ、2015年をめどに大規模プラントへの導入を目指す。
「将来、石炭や天然ガスなどの化石燃料を使用せずに、急速に成長している電力需要を満たすのは不可能だ。我々の課題は、化石燃料の燃焼に伴って排出されるCO2を大幅に減少させることであり、この点においてCO2回収・貯留(CCS)技術が重要となる。」とシーメンスエナジー、化石燃料発電部、最高経営責任者Michael Suess氏は話す。
このプロジェクトは、ドイツ連邦環境省のCO2低減に向けた技術開発構想「COORETECプロジェクト」の一貫。