ドイツのエネルギー最大手、エーオン(E.ON)グループの再生可能エネルギー事業を担う、E.ON Climate & Renewables (EC&R社)とバイオガスの再生を専門にするフランスのBionersis社は21日、東南アジアにおけるクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトでの事業提携を発表した。Bionersisはメタンガス回収・燃焼システムを、EC&Rは火力発電の技術を提供する。総事業費は500万ユーロ。プロジェクトから発生する排出権(CER)は約200万トンになる。
「我々は世界レベルの排出権取引に関与している。今回の提携は目標へ向かって一段階踏み出すためのもの」とEC&RのHervé Touati氏はコメントした。[小西 卓明]