EU(欧州連合)の政策執行機関である欧州委員会は7日、EUの2020年までの二酸化炭素(CO2)排出量の削減目標である1990年比で20%の削減を達成するには、風力や太陽光、スマートグリッド、CO2回収・貯蔵などの低炭素技術の開発へ500億ユーロの追加投資が必要との見通しを発表した。これまで予定していた投資額は30億ユーロ。追加投資分の50億ユーロをあわせて80億ユーロが必要となり、欧州委員会はEU域内の公的機関や民間企業に対し、低炭素技術への投資拡大を呼びかけた。
低炭素技術の開発は、EUが進めるエネルギー技術開発のための長期的な枠組み「欧州戦略的エネルギー技術(SET)計画」の一環で、EUのエネルギー技術と気候変動政策の柱。