米コングロマリット、ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下のGE Oil & Gas社は22日、オーストラリア西オーストラリア州沖の北西大陸棚にあるゴルゴン(Gorgon)液化天然ガス(LNG)田における世界最大の二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)プロジェクトを4億ドルで受注したと発表した。ガス田の建設地の地下に40年間で約1億2000万トンのCO2を封じ込める計画で、オーストラリア政府も資金面などで支援する。
GE Oil & Gasは、ゴルゴンガス田の50%の権益を保有する米シェブロンに、LNG生産とCO2回収・貯留を行なうための設備を提供することになる。
GE Oil & Gasの最高経営責任者(CEO)のClaudi Santiago氏は、「私はGE Oil & Gasが前例のない規模でクリーンエネルギーを提供する、この技術的に複雑なプロジェクトを行なうためにシェブロンに選ばれたことを喜ばしく思っている。この契約は我々の世界的な液化天然ガス(LNG)技術のリーダーシップとなるポジションを固め、二酸化炭素の隔離技術で競争力を強めることになる」とコメントした。
CCS(carbon capture and storage)とは、CO2排出量抑制の解決策のひとつで、発電所や油田、ガス田などの大規模排出源から排出段階で他の気体とCO2を分離・回収し、深い地中や海中に隔離・貯留する技術。[小西 卓明 ]