国際石油資本(メジャー)のロイヤル・ダッチ・シェルは12日、ジェット燃料の代替燃料として、天然ガスを原料として作られる合成油「ガス・トゥー・リキッド(GLT)」燃料をカタール航空に提供したと発表した。カタール航空は13日、GTL燃料を同量混合させたジェット燃料をエアバス機A340に搭載、ロンドン─ドーハ間の飛行で使用した。
カタールでは、2012年の稼働予定で、世界最大規模のGTL生産プロジェクトが進んでおり、稼働すれば年100万トンのGTL燃料の商業生産が可能になる。
GTL燃料は、石油燃料に比べ大気汚染の原因となる硫黄酸化物などの排出量が少なく環境に優しい次世代燃料として注目されており、天然ガスとは違い液体燃料であるため取り扱いやすいなどのメリットがある。