英エネルギー技術研究所(Energy Technologies Institute・ETI)は10月30日、波力・潮力エネルギーに関する産学協同プロジェクト「PerAWaT」について、詳細を発表した。投資額は800万ポンド。風力発電に関するコンサルティング会社、ガラードハッサン(Garrad Hassan & Partners Ltd)がプロジェクトリーダーとなり、EDFエナジー(EDF Energy)、エーオン(E.ON)、オックスフォード大学などが参加。波力・潮力のエネルギー性能に関する評価・予測モデルを開発する。
現時点では、波力・潮力エネルギー発電施設による年間発電量を予測するソフトウェアや有効な方法は確立されていない。ETI の役員・David Clarke博士は「英国にとって海洋エネルギーは可能性のあるエネルギー源だが、この分野の技術開発に関する投資対効果が不透明ということから、投資が遅れている。このプロジェクトにより、波力・潮力の予測精度を向上させ、今後、大規模な開発を行う際の投資リスク軽減に役立てたい」と述べた。[松岡 由希子]