米エネルギー省(DOE)のダニエル・ポネマン(Daniel Poneman)副長官は18日、サンディア国立研究所(Sandia National Laboratories、SNL)を訪問し、米国再生・再投資法(ARRA:米再生法)に基づき、同省の7ヶ所の国立研究所における8つの研究開発プロジェクトに対して、1億470万ドルを提供すると発表した。
これらのプロジェクトは、クリーンエネルギーやエネルギー効率化のための技術開発に関するもので、特に、鉄よりも軽くて強い先端素材である炭素繊維の生産コスト削減や電気自動車(EV)用電池の効率化や低コスト化、太陽光や風力などの再生可能エネルギーで二酸化炭素(CO2)排出量をゼロにするゼロエミッション建設技術の開発といった分野に資金が提供される。
ポネマン副長官は今回の資金提供に関して、「国立研究所における研究成果は、エネルギー問題や気候変動など、今日、世界が直面している大きな課題の解決を促すとともに、米国の製造業の発展や雇用創出の推進、クリーンエネルギー経済の礎になるだろう」とコメントした。[松岡 由希子]