
米エネルギー省(DOE)傘下の国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory、NREL)が行った研究によると、2024年までに風力発電によって東海岸地域の20%以上の消費電力が供給できることがわかった。NRELは経済的、運営的および技術的観点からこの研究を2年間行った結果、このような広範囲におよぶ再生可能エネルギーの展開は、難しくはあるが可能であると結論付けた。
ただし、このような広範囲にわたる地域に対応するためには、電力を供給する送電網の技術革新も必要になってくることも指摘している。これには莫大な投資が要求されるが、風力発電によって発電された電力をより広範囲に確実に供給することで、その信頼性とコストの著しい向上も見込まれる。
NRELのプロジェクトマネージャー、デイビット・コーバス(David Corbus)氏は「風力発電でより多くの電力を供給しても、もしこれを適切に分配するインフラがなければ、ハイブリッドカーを買って車庫にずっと入れておくようなもの。」とコメントしている。[土井 淑子 ]