
欧州風力エネルギー協会(European Wind Energy Association:EWEA)よって発表されたデータによると、2009年に欧州で新たに8カ所の洋上風力発電所が稼動し、その発電エネルギーの総容量は前年比54%の増加となった。
欧州9カ国、38カ所で828基の風力タービンが洋上に設置されたことになり、発電エネルギーの総容量は2056メガワットに達し、洋上風力発電における世界的なリーダーとなっている。さらに、2010年には10カ所の洋上風力発電所が完成予定となっている。
また、現在17件のプロジェクトが進行中で、完成すれば洋上風力発電所の総容量は3500メガワットとなる。そのうち半分が英国で行なわれている。
英国とデンマークは洋上風力発電所でそれぞれ、44%、30%のシェアを持ち、この分野をリードしている。2009年に英国は、284メガワットの新たなプロジェクトを開発、以下、デンマーク(230メガワット)、スウェーデン(30メガワット)、ドイツ(30メガワット)、ノルウェイ(2.3メガワット)と続いている。
現在提案されているプロジェクトを総合すると10万メガワット以上となり、実現すれば欧州の電力需要の10%をカバーすることになる。[小西 卓明]