
英国政府はこのほど、学校から排出される二酸化炭素(CO2)排出量をゼロにする計画を発表した。2016年までに、新しく設立される学校から排出される二酸化炭素を完全にゼロにするとしており、使用されるエネルギーや排出される二酸化炭素についてモニタリングを行い、その情報を公開していくという。
学校から排出される二酸化炭素量は、英国全体のおよそ15%を占めており、ここで大幅なカットが実現できれば、国全体の温室効果ガス排出量の削減にとって大きな貢献になる。
政策の中核となるのは、エネルギーの使用量をリアルタイムに測定できるスマートメーターの設置プログラムで、使用されるエネルギーを教師や生徒が意識し、全体のエネルギー使用量の削減につなげる計画だ。
政府は学校長や教師、州知事などの関係者に実用的なアドバイスやサポートを提供し、二酸化炭素排出の削減を手助けしていくと述べている。また、関係者はこの動きは生徒だけにとどまらず、その家族やコミュニティーまで広がることを期待している。[土井 淑子]