米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)はこのほど、英国・ノルウェー・スウェーデン・ドイツの欧州4カ国の洋上風力発電所向け風力タービンの開発に、3億4000万ユーロを投じると発表した。これにより、欧州の洋上風力発電分野への関与を強める。
GEの事業拡大計画の中心は、洋上用に設計された4メガワットの次世代風力タービンの開発。ノルウェーの風力タービンメーカー、ScanWind社の買収を通じて、先端技術を推進・実装していく方針だ。
欧州風力エネルギー協会(EWEA)では、欧州の洋上風力発電分野が2010年に70%以上成長すると予測。今後数年間はこの拡大傾向が続くとみている。さらに、現在欧州で計画されている洋上風力発電所がすべて建設されれば、欧州連合(EU)全体の電力の10%を賄うことができ、年間2億トンの二酸化炭素(CO2)排出量が削減できると予測している。[松岡由希子]