ドイツの工業コングロマリット、シーメンス(本社:ミュンヘン)のエネルギー部門を担うシーメンス・エナジー(Siemens Energy)はこのほど、英国に洋上風力発電所向けの風力タービン生産工場を建設すると発表した。英国で増えつつある洋上風力発電プロジェクトの需要に応じる構えだ。
洋上風力発電の英国市場は今後も継続した成長が期待されている。英国で行なわれる洋上風力発電プロジェクトは、設備容量を合計すると2020年までには32ギガワットとなり、英国の電力需要の4分の1を賄うと予測されている。
シーメンスのペーター・レッシャー社長兼最高経営責任者(CEO)は「近い将来、英国の風力発電市場は、洋上風力発電が主流になる。今後、風力タービンの生産工場を通じて、市場でのリーダーシップを拡大していくつもりだ」と語った。
現在、英国の風力発電所から発電した電力の約40%は、シーメンス製の風力タービンが使われている。[小西卓明]