イタリアの電力大手エネル(Enel)はこのほど、シチリア島東部の町プリオーロ・ガルガッロに新型の太陽熱発電所(Archimede:アルキメーデ)を完成した。
アルキメーデ太陽熱発電所は、硝酸ナトリウムと硝酸カリウムの混合溶融塩を熱集積に使用する発電所で、さらにガスタービンと太陽熱を複合的に用いて発電する世界初の発電所となる。発電能力は5メガワット。
熱を蓄えた溶融塩を夜や曇りの際の発電に使用するもので、自然環境に左右されやすい再生可能エネルギーを利用した発電の短所を克服した特徴を持つ。[芦立礼子]