
ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)(1010年4月25日撮影、資料写真)。(c)ecool/Salon Nowojorski
ニューヨーク州電力公社(New York Power Authority:NYPA)はこのほど、米政府にロングアイランドの海底の土地の25年リースを申し入れ、ロングアイランド東部沖で洋上風力発電施設を建設することを決定した。完成すれば、ニューヨークの電力供給に大きく貢献する可能性が出てくる。
政府へのリース申し込み予定地は、ロングアイランドの東部沖合から約20~24キロの大陸棚の約6万4500エーカーの土地が想定されている。今回のNYPAの決定に先駆け、プロジェクトに協賛する米電力会社コンソリデーテッド・エジソン(Consolidated Edison)やロングアイランド電力公社、ニューヨーク市は、2016年までに洋上風力発電で350~700メガワットの発電を見込んでいることを発表している。
NYPAの最高経営責任者であるリチャード・ケッセル氏は今回の決定について「ニューヨーク市は近い将来、よりよい環境のため、二酸化炭素(CO2)を排出をしない発電によるクリーンエネルギー経済を実現し、洋上風力発電の発展や就労人口の増加と経済成長の機会を得ることができる。」と語っている。
同様にニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長も「このリース契約によって、化石燃料への依存を軽減できるとともに、ニューヨーク市およびロングアイランドの経済発展にもつながる」とのコメントを発表した。[芦立礼子]