
シーメンス製の鉄道車両「デシロ(Desiro):写真」をロシア版「ラストーチカ(Lastochka)」として2012年から生産を開始する。(2009年7月23日撮影)。(c)ecool/Siemens
ドイツの工業コングロマリット、シーメンス(本社:ミュンヘン)は15日、ロシアのエカテリンブルグ(Yekaterinburg)で数十億ユーロ(数千億円)規模の鉄道と風力発電システムの供給に関する覚書を締結したと発表した。シーメンスは合意に基づき、2026年までにロシア全域、22カ所の鉄道操車場を近代化し、ロシア鉄道(Russian Railways、RZD)に対して今後10年間で240台の車両を供給する。
また、ロシアは2020年までに総容量5000メガワットの風力発電システムの設置を計画しており、その一環としてシーメンスは、ロシアの国営企業ロステクノロジー(Rostekhnologii)と水力発電大手(RusHydro)と合弁会社を設立。2015年までに設備容量で1250メガワット相当の風力タービンを設置する。
シーメンスの最高経営責任者(CEO)ペーター・レッシャー氏は声明で「シーメンスの環境関連技術はロシアがエネルギー効率と地球環境の保護に向けた目標を達成する手助けとなる」と述べた。[小西 卓明]