
サンフランシスコ市庁舎駐車場に設置されている充電スタンドシステム「ChargePoint」(c)ecool/Coulomb Technologies
電気自動車(EV)の充電ステーション事業を手がける米ベンチャー企業、クーロム・テクノロジーズ(Coulomb Technologies)がこのほど、米カリフォルニア州アナハイム(Anaheim)で、EV向けのネットワーク型充電スタンドシステム「ChargePoint」の第一号を設置した。設置場所は、アナハイム市の公共関連企業のオフィスがある「Anaheim West Tower」の駐車場。アナハイム市が保有するトヨタの「プリウスPHV(プラグイン・ハイブリッド)」2台の充電に利用されているほか、一般利用にも開放されている。
この新充電スタンドは、クーロム・テクノロジーズの「ChargePoint Network」のひとつ。同社は、情報通信技術を駆使した設備・機器間のネットワーク化や暗号化による運営管理の仕組みの構築を進めており、今後の大規模な普及を睨んだ事業展開を図っている。
クーロム・テクノロジーズのリチャード・ローエンタール(Richard Lowenthal)CEO(最高経営責任者)は、「アナハイム市は、米国内の他の都市と同様、1990年代に導入された非ネットワーク型の充電スタンドを持っている。これら既存の充電スタンドは従業員の駐車場・警察署・駅などに設置されているが、今後、アナハイム市では、これらを新しいネットワーク型の充電スタンドに切り替える計画だ」と述べている。