
太陽光発電や風力発電など大規模な再生可能エネルギーによる発電の普及には送電網の整備が不可欠となっている。(c)ecool/Vattenfall
英エネルギー業界の監督機関Ofgem(Office of Gas and Electricity Markets)は4日、英国の低炭素経済への移行に向けた送電ネットワークの再構築に320億ポンド(約4兆2300億円)の投資を行うとする、新しい規制の枠組みを発表した。
パフォーマンスに基づくRIIO(収益・インセンティブ・技術革新・成果)モデルは、過去20年間でかつてないほど大幅に変更。より多くの再生可能エネルギーが消費者に届けられるネットワークづくりを研究・実装した企業に報奨を与えるという。
Ofgemによると、再生可能エネルギーと低炭素発電を推進する上で、大規模な風力発電、小規模な再生可能エネルギー発電、家庭でのマイクロ発電など、新エネルギーをつなぐためには、送電ネットワークの再構築が不可欠。中でも、風力発電所は洋上・陸上いずれも、遠隔地に設置されているケースが多いため、高圧送電ネットワークの必要性を強調。また、風力発電所と原子力発電所をすべて接続する必要性についても指摘している。