
デンマーク南東部、バルト海沖に建設された出力207メガワットの洋上風力発電所「Rodsand II wind farm」(c)ecool/E.ON
ドイツのエネルギー最大手エーオン(E.ON)は10日、新たな成長戦略を発表した。欧州の競争市場に注力し、欧州のエネルギー市場における影響力を強化していくという。
また、欧州外ではロシアでの新プロジェクトの実行、北米での再生可能エネルギー市場の拡大を行うなど地球規模でのビジネスを展開し、2015年までに欧州外のビジネスで全体収益の25%を達成することを目標としている。
エーオンは、2013年末までに合計150億ユーロの収益を達成する見通しを立てており、効果的な投資やポートフォリオの調整などを通して、年間収益をさらに6億ユーロ引き上げる計画だ。