
米国最大、世界最大規模の風力発電用ブレード試験施設の内部(2011年5月18日撮影)。(c)ecool.jp/MassCEC
米ボストン(Boston)に米国最大の風力発電用ブレードの試験施設「Wind Technology Testing Center、WTTC」が開設した。2年かけて建設された同施設は、2009年に成立した米国再生・再投資法(American Recovery and Reinvestment Act、ARRA)などから約3800万ドルの支援を受けて完成した。
米エネルギー省(DOE)によると、これまで米国内には、全長50メートル以上のタービンブレードを収容できるほどの試験施設がなかった為に、検査が必要な開発中の大型ブレードは欧州などの国外に輸送されていた。WTTCでは、今後需要の増加が見込まれる最大90メートルの大型ブレードの試験を同時に3枚まで行うことができる。
現時点でWTTCは"世界最大"となるが、ドイツ北部のブレーマーハーフェン(Bremerhaven)でも90メートルのタービンブレードを収容できる試験施設を建設中で、今夏には開設予定となっている。