
アルストムが米電力大手アメリカン・エレクトリック・パワー(American Electric Power、AEP)と米ウェストバージニア州ニューヘイブンに建設したCO2回収・貯留(CCS)の実証プラント(2009年4月9日撮影)。(c)ecool.jp/Alstom
フランスの重電・輸送機器大手アルストム(Alstom)は、中国の電力大手、中国大唐集団(China Datang Corporation)と中国で二酸化炭素回収・貯留(CCS)の実証プロジェクトを共同開発することで合意した。
プロジェクトは、中国最大規模の油田がある黒竜江省大慶(Daqing)と山東省東宮(Dongying) の2カ所で行われる。大慶の石炭火力発電所(350MW)では酸素燃焼技術が、東宮の石炭火力発電所(1000MWe)では炭素捕捉技術が採用される。発電所が油田に近接しているため、二酸化炭素の輸送・利用・貯蔵に便利で、圧縮されて油田地下深くに送られる二酸化炭素は、原油の回収効率を上げる効果も持つ。
プロジェクトの完成は2015年の予定。完成すればそれぞれ年間約100万トンの二酸化炭素を捕捉することが可能になる。