
豪パワーコープ(Powercorp)社の電力供給技術を導入している西オーストラリア州南部沿岸沿いにあるアルバニー(Albany)風力発電所(2008年3月15日撮影)。(c)ecool.jp/jeansphotos
スイスの電力機器大手ABBは、豪のパワーコープ(Powercorp)社を買収する。買収価格は非公開で、今年末までに完了する計画。パワーコープの主力技術は、離島や孤立した電力網に高水準の再生可能エネルギーを組み込むもの。
再生可能エネルギーの導入は孤立地域で特に問題が多く、その変動性が電力網の不安定化や予備化石燃料の不必要な消費量増加、停電などを引き起こす。長距離送電網の末端でも同様の問題があるが、パワーコープは独自技術でこの問題を軽減し、孤立した電力網で最高90%の風力発電の導入を可能にする。
再生可能エネルギー分野での事業拡大を進めるABBにとって、今回の買収は、同社の戦略を大きく前進させることになる。