
英国北部、オークニー諸島・メインランド島の西海岸沖で実証試験を行うエーオンの波力発電システム「ペラミス(Pelamis)P2」(2011年4月11日撮影)(c)ecool.jp/Pelamis Wave Power
ドイツのエネルギー大手エーオン(E.ON)は、ドイツ国内での原子力発電削減に向けて、今後5年間で70億ユーロを再生可能エネルギー分野に投資していくことを明らかにした。
北海で約10億ユーロをかけたアムルムバンク・ウェスト(Amrumbank West)発電所を含む、洋上風力発電所を最低3カ所建設する。アムルムバンク・ウェスト発電所にはドイツの工業コングロマリット、シーメンス(Siemens)が風力タービン80基、288メガワット分を供給する。再生可能エネルギーはエーオンにとって企業戦略の要であり、洋上風力発電は成長分野である。エーオンは今後18ヶ月ごとに洋上風力発電所を新設する意向を示している。
欧州最大の経済大国ドイツは、原子力による発電を段階的に廃止すると共に、再生可能エネルギーによる発電の割合を増加させるため、今後10年間で10ギガワットの洋上風力タービンの設置を目指している。また、国内の総発電量に占める再生可能エネルギーの割合が今年およそ20%となり、初めて原発による発電量を上回る見通しとなっている。