
シーメンス製3.6MW風力タービンを設置する英・イングランド北西部リバプール湾沖にある出力90MWのブルボ・バンク(Burbo Bank)洋上風力発電所(2010年9月26日撮影)(c)ecool/Dave O'Hare
ドイツの工業コングロマリット、シーメンスのエネルギー部門を担うシーメンス・エナジー(Siemens Energy)は、ドイツ領海内・北海の洋上風力発電プロジェクト「アムルムバンク・ウェスト(Amrumbank West)」に3.6メガワット風力タービン80基を供給する。アムルムバンクは、ドイツのエネルギー最大手エーオン(E. ON)グループが進めるプロジェクトで、建設は2013年に開始され、2015年からの稼動開始を目指している。
ドイツ北部、北海に浮かぶヘルゴランド(Helgoland)島の北約35キロに位置するアムルムバンク・ウェスト洋上風力発電所の設備容量は288メガワットで、約30万世帯に再生可能エネルギーを供給する。シーメンスは風力タービンの供給、設置、試運転の他、5年間の保守を請け負う。
洋上風力発電は、今後5年間で全風力発電の約2割を占めるとされる。また、2030年までに洋上風力発電による設備容量は欧州だけで、ドイツの現在の総発電容量の約半分に相当する80ギガワットを超えるとシーメンスは予測する。シーメンスはこれまでに、ドイツで440基の洋上風力タービン供給契約を獲得し、設置済み容量は約1600メガワットに上る。