
AWSオーシャン・エナジー社製の出力2.5メガワットの波力発電装置「AWS-Ⅲ」(2010年6月撮影)。(c)ecool.jp/AWS Ocean Energy
仏輸送機器・重電大手アルストム(Alstom)と英電力大手SSEの再生可能エネルギー子会社SSEリニューアブルズ(SSE Renewables)は、スコットランド沖・オークニー(Orkney)諸島で波力発電の合弁事業を行う。ペントランド海峡(Pentland Firth)とオークニー海域で世界最大(200メガワット)の波力発電プロジェクト「コスタヘッド(Costa Head)」を共同開発する。
コスタヘッドはオークニー諸島メインランド(Mainland)島の北約5キロに位置する。両社は必要許可を取得した後、ブイ式海洋発電大手AWSオーシャン・エナジー(AWS Ocean Energy)が開発した波力発電装置「AWS-Ⅲ」を当該海域に設置する。環境影響調査などの後、第一段階として約10メガワットを開発、その後、全容量の開発に乗り出す。
波力発電は、世界に広がる分散型エネルギーで約200~300ギガワットの潜在市場を持ち、欧州や北米では人口密集地域に供給可能な再生可能エネルギー源として注目されている。