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企業名 オンタリオ州政府在日事務所
業界 クリーンエネルギー 発表日 2012/06/22

オンタリオ州、270MW規模の風力発電プロジェクト誘致を発表 RSS



カナダ・オンタリオ州のOntario Clean Technology Alliance(オンタリオ・クリーン・テクノロジー・アライアンス)は、米国ジョージア州のアトランタで開催されたWINDPOWER 2012 Conferenceにおいて、Pattern Energy Group (パターン・エナジー・グループ)社とSamsung Renewable Energy(サムスン・リニューアブル・エナジー)社の合弁による、発電能力270MWの風力発電事業「South Kent Wind(サウスケント風力発電)プロジェクト」の最終計画を発表しました。同アライアンスは、州内の11の地域と地方自治体で組織され、カナダ連邦政府およびオンタリオ州政府経済開発革新省と連携しながら、風力発電企業のオンタリオ州への誘致に取り組んでいます。

Pattern Energy Group 社とSamsung Renewable Energy社の今回の合弁事業は、オンタリオ州環境省の最終承認を条件とし、2012年の第3四半期に同州南部のチャタム・ケント地域(Municipality of Chatham-Kent)において風力発電機124基の建設に着工し、2014年の初めに、風力発電事業が本格稼働する予定です。

同プロジェクトがもたらす環境メリットは、オンタリオ州の73,000世帯の年間需要に相当するクリーンな再生可能エネルギーを生産し、石炭による火力発電との比較で、87万7,000トンを超える二酸化炭素を相殺できる点です。この数字は、年間15万7,000台の車両分の排出量に相当します。

オンタリオ州は規模の大小を問わず、洋上発電や風力発電といった再生可能エネルギーを利用した発電に包括的な買い取り価格保証制度を導入した北米で最初の州です。2012年には、オンタリオ州は1,000基を超える風力発電機を擁し、その発電容量は1,950MWを超え、カナダ最大の風力エネルギーの生産地となりました。同州は2018年までに、新たに発電容量5,600MWを超える風力エネルギーの生産設備を設置し、年に80,000人の雇用を創出、164億カナダドル(約1兆2600億円)の民間投資を誘致する予定です。

オンタリオ州チャタム・ケント地域の事業開発担当マネージャー、スチュアート・マクファーデン(Stuart McFadden)氏は、「South Kent WindプロジェクトはPattern Energy Group社およびSamsung Renewable Energy社と、オンタリオ州電力公社(OPA)との間で個別に交わされた風力エネルギー電力の買電契約4件のうちの1件で、最終的には、年間30万世帯を賄うのに充分なクリーン・エネルギーをOPAに提供することになります」と述べています。
Pattern Energy社のCEO、マイク・ガーランド(Mike Garland)氏は、「現在オンタリオ州で進行中のSouth Kent Windをはじめとする数件のプロジェクトは、雇用の創出、工場の建設や風力発電事業の導入といった同州の継続的な取り組みを代表するものです。オンタリオ州におけるこれらのプロジェクトや、ウィンドタワーとブレードの製造工場の建設は、活気ある環境エネルギー経済の構築と、数千人のオンタリオ州民の雇用創出に政府が率先して取り組んでいることを直に示すものです」と述べています。

※1  Ontario Clean Technology Alliance(オンタリオ・クリーン・テクノロジー・アライアンス)について
Ontario Clean Technology Allianceは、高い教育水準を誇る労働力、成長機会、低リスクの事業環境と手厚い研究開発税額控除制度を提供しており、各国の見本となっています。同アライアンスには大トロント地域、オタワ地域、ハミルトン市、ウォータールー地域、ナイアガラ地域、ウィンザー・エセックス郡、ロンドン市、サーニア-ラムトン郡、グエルフ市、チャタム・ケント地域とSouthwestern Ontario Marketing Alliance(オンタリオ州南西部マーケティング・アライアンス)が参加しています。また、カナダ外務・国際貿易省とオンタリオ州政府経済開発革新省がアライアンス・パートナーとして参加しています。


※2  Pattern Energy Group (パターン・エナジー・グループ)社について
Pattern Energy Group社は、風力発電および送電を行う北米を代表する独立系企業です。現在、アメリカ、カナダ、ラテンアメリカで進行中および建設中の風力発電・送電プロジェクトの発電容量は合計4,000MWを超えています。


※3  Samsung Renewable Energy(サムスン・リニューアブル・エナジー)社について
Samsung Renewable Energy社は、サムスン物産の子会社としてオンタリオ州における再生エネルギー発電事業に取り組んでいます。2010年1月にオンタリオ州政府とサムスン物産は、総発電量2,500MW、総投資額70億カナダドル(約5,390億円)の再生エネルギー発電事業における包括的契約を結びました。今回のSouth Kent Windプロジェクトは、この総合事業の一環として行われています。


e_canwea12_0622_001_s.jpgカナダの風力発電について
カナダ風力協会(Canadian Wind Energy Association)の統計によると、同国の風力発電導入量は、2011年12月現在、5,265メガワットとなっており、そのうちオンタリオ州の発電導入量は全体の1,969.5メガワットと、カナダ国内ではトップレベルとなっています。


オンタリオ州について

オンタリオ州はグローバルビジネスにおける北米地域の拠点として発展してきました。日本はオンタリオ州にとって重要な投資・貿易相手国となっています。オンタリオ州への海外直接投資額(Foreign Direct Investment)のうち、日本からの投資額が約8%を占めます。
オンタリオ州に拠点を持つ日本企業は現在100社を超え、2万人以上の現地雇用の創出に貢献しています。自動車産業では、Toyota Motor Manufacturing, Canada, Inc.が、ケンブリッジ地域とウッドストック地域で工場生産を行っています。デジタルメディア産業では、KOEI CANADAやCAPCOM INTERACTIVE CANADAが州都トロントに制作・開発拠点を置いています。

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オンタリオ州政府サイト:http://www.gov.on.ca/


オンタリオ州政府経済開発貿易省(Ministry of Economic Development and Trade):
http://www.InvestinOntario.com

■オンタリオ州政府在日事務所について
オンタリオ州政府在日事務所(Ontario International Marketing Centre、東京都港区カナダ大使館内)は、日本とオンタリオ州の貿易・投資促進を図る目的で2006年6月、オンタリオ州政府経済開発貿易省(Ministry of Economic Development and Trade)によって、開設されました。同在日事務所は、日本企業の投資誘致活動、オンタリオ企業・輸出業者への支援、日本の行政・媒体関係者の協調関係を深めるなど、様々な活動を通じてオンタリオ州の産業、ビジネスを紹介し、日加間のビジネス交流・貿易の促進に取り組んでいます。
URL:http://www.investinontario.com/imc/tokyo/default.asp



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