パナソニック電工は17日、公共エリア向けの電気自動車(EV)用充電スタンドを開発し、2010年6月に発売すると発表した。価格は約20万円。発売予定の充電スタンドは、市役所などの公共施設や企業の駐車場向けでEVの普及促進をはかる。
充電スタンドは幅28センチメートル、奥行き21センチ、高さ160センチ。正面にある扉を開けて充電コンセントを差し込む。標準で1台のEVを充電できる200ボルトのコンセントユニットを1個装備。コンセントユニットの増設も可能で、3個まで追加設置することができる。
販売目標は年1万台(2011年度)。今後は、EV、プラグインハイブリッド自動車(PHV)の普及にあわせて、戸建住宅向けの充電スタンドについても順次発売する予定。