
浮体式洋上風力実証事業の実施候補海域位置図。長崎県五島市椛島周辺、天見ヶ浦の沖合、陸からの最短距離が約1キロの地点に設置予定
環境省は21日、海上に風車を浮かべて発電する「浮体式洋上風力発電」の実証事業を、長崎県五島市の椛島沖で始めると発表した。2011年~12年度に小型の試験機を実施海域に設置して環境影響や安全性を調査。2013年度をめどに2メガワット級の実証機を設置、事業性などの評価を行う。2016年度の実用化を目指す。
洋上風力発電のうち、水深が浅い海域に適した着床式は、国内3カ所で稼働しており、風力発電システムの実証研究などが行われているが、深い海域に対応する浮体式については、世界的にもノルウェーで2.3メガワットの実用機が建設されているのみ。