大阪ガス株式会社(社長:尾崎 裕)は、本日、西豪州沖合のイクシスLNGプロジェクト(以下、「本プロジェクト」)において生産される液化天然ガス(LNG)について、東京電力株式会社、東京ガス株式会社、関西電力株式会社、九州電力株式会社(以下、「共同買主」)と共に、イクシスLNG社(以下、「売主」)と売買契約を締結しました。また当社豪州グループ会社(*1)は、国際石油開発帝石株式会社(以下、「インペックス」)グループ会社との間で本プロジェクト権益に係る売買契約を締結しました。
なお、本プロジェクトは、インペックスがオペレーター(*2)を務め、西豪州沖合鉱区のイクシスガス・コンデンセート(*3)田から産出される天然ガスを豪州北部準州ダーウィンに新たに建設されるプラントで精製・液化して販売するLNGプロジェクトです。2016年10~12月頃から運転を開始する予定です。
各売買契約の概要は以下の通りです。
1.LNG売買契約の締結について
当社は、日本へのLNG安定供給と石油・天然ガスの自主開発比率向上への貢献という本プロジェクトの意義に鑑み、共同買主とコンソーシアムを形成し、本プロジェクトからのLNG購入の条件に関する協議を進め、本日LNG売買契約の締結に至りました。当社のLNG売買契約期間は、2017年から15年間となっており、契約数量は、年間80万トンです。
2.権益に係わる売買契約の締結について
当社は、長期経営ビジョン"Field of Dreams 2020"で示したとおり、資源開発事業への積極的な参画を進めていく方針であり、今回豪州グループ会社(*1)を通じて1.2%の持分比率で本プロジェクトへ参画することにより、長期間にわたる安定した収益貢献に加え、上流事業分野の総合的な技術・経営ノウハウを獲得し、将来の更なる資源開発事業の拡大につなげます。
(*1) 大阪ガスオーストラリア社(Osaka Gas Australia Pty Ltd) (当社100%子会社)の傘下である大阪ガスイクシス社(Osaka Gas Ichthys Pty Ltd)および大阪ガスイクシスディベロップメント社(Osaka Gas Ichthys Development Pty Ltd)
(*2) 実際のガス開発を実施・管理する当事者
(*3) コンデンセート:ナフサやガソリンに性状が近い超軽質原油の一種
◇ LNG売買契約書の概要
(1) 売主 : イクシスLNG社(Ichthys LNG Pty Ltd)(*4)
(*4) INPEX Holdings Australia Pty Ltd(インペックス子会社):76%(オペレーター)、TOTAL E&P Holding Ichthys(仏TOTAL社子会社):24%
(2) 買主 : 大阪ガス株式会社
(3) 契約期間 : 2017年から15年間
(4) 契約数量 : 80万トン/年
(5) 受渡形態 : 本船渡し(FOB)(*5)
(*5)本船渡し: 買主が輸送船を手配し液化基地で引取ったLNGを受入基地まで輸送
◇ プロジェクト権益売買契約書の概要
(1) 売主 : インペックスイクシス社などインペックスグループ会社
(2) 買主 : 大阪ガス・イクシス社、大阪ガス・イクシス・ディベロップメント社(オーストラリア法人:大阪ガス100%出資)
(3) 売買対象 : 本プロジェクト権益の1.2%
◇ イクシスLNGプロジェクトの概要
(1) ガス・コンデンセート田:オーストラリア連邦 西豪州沖合 WA-37-R鉱区
(2) 液化基地 : オーストラリア連邦 北部準州 ダーウィン
(3) 液化能力 : 420万トン/年×2系列=840万トン/年
(4) 生産開始 : 2016年10~12月頃
