環境・CSR一問一答

環境技術

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質問:

先進国から途上国への「環境技術移転」の問題点について教えてください。

答え:

e_0118_001_s.jpgまず、お話の「環境技術移転」とは、先進国などの進んだ省エネ技術や環境に負荷の少ない技術を用いた開発手法を、ODAなどで途上国に紹介、移転していくことを言います。

先進国の中でも日本の発電所などは、もともと日本が資源に乏しい国であるため、世界でトップレベルの高効率の技術を持っています。

これらを途上国で展開することで、日本がかつて行ってきたほどの環境破壊をしなくても開発は進められると言われています。農業開発の分野でも、日本の効率的な収穫のできる技術を移転できれば、狭い農地でも収穫を上げられ、環境への負荷は低下します。

しかしながら、農地などに関しては日本と移転先の各国とで環境条件が大きく異なるので、一概に日本で成功した方法がその国で成功しないのが現状です。

加えて言えば、NGOなどが行っている現地の住民や政府の意識改革も含まれます。例えば、「目の前の自然が自分たちにとってかけがえのない財産である」という意識をもたせられるかという点が、移転した技術を運用、維持していくうえで重要になります。

実際、途上国に技術や施設を提供するにしても、相手側にはそれらを運用、管理する財力や技能(そもそも技術者や機械)がないのがほとんどです。例えば、日本はODAでよく医療機器などを送りますが、現地には「電気が通ってない」ということもあるそうです。また、農地開発について、現地住民はかなり消極的なのが現状です。例えば途上国のある地域の人々は、「手間のかかる農地開発より焼畑などのほうが手っ取り早いし、確実性がある」と言います。日本と違って彼らは、極端な言い方をすれば、「農業の失敗」=「生存の危機」を意味するという背景があります。

結局のところ、一朝一夕にはこの問題を解決することは出来ないでしょう。環境技術移転そのものが、農業のように、相手を観察し長い時間をかけて粘り強く事に当たる姿勢が求められているのかもしれません。

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